1 夜空の鍵穴を探して 僕等の眼には見えないと言う 虹の赤の外側の 赤外線ってやつがヒントじゃないかって 雨上がりに探しに行く 夜空の鍵を探して やっぱり僕等の眼には見えないと言う 虹の紫の内側の 紫外線ってやつがヒントじゃないかって 雨が上がるのも待てずに探しに行く 何にも怖いモノなんてなかったなんて そんな歌が罷り通るから 夜の震えに鈍感な愛がコレミヨガシだから 時の流れと共にやって来る朝は 次の震えの前ぶれだから 夜空の扉はきっと新月の前夜 鍵穴はきっと失くした残像 鍵はきっと優しくなれた何時かの僕等 何にも怖くないモノなんてないよなんて そんな歌を口ずさみながら 雨が降るのを待っている 案外 あいつの伸びた影がヒントじゃないかなんて 思いながら ▲
by setsuna-yoshida
| 2011-01-09 17:39
| 詩
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