カテゴリ:詩( 61 )

                小さな街のダンデライオン

                小さな街の片隅で
                盲目の明後日を抱いた浮浪者が
                幻聴の肌を纏った娼婦に恋をした

                酸いも甘いもこの街も
                明日をミルより明らかだけど

                三カ月ぶりに風呂に入ったんだって



                ネオンの頃の片隅を
                タンポポ抱えた浮浪者が
                スキップ混じりに歌ってる

                酸いも甘いもこの恋も
                明日をミルより明らかだけど

                愛してるよこの街すべて



                小さな街の教会に
                神様なんかがいたとして
                少しの洒落があるならば
                優しい綿毛が舞いますように

                小さな街の夜半過ぎ
                子供がみんな眠る頃
                せめて 綿毛に似た雪降りますように

                              setsuna.

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by setsuna-yoshida | 2008-12-22 02:56 |